今回は先日行われた安全大会の様子と福井県内今年9月時点での労働災害発生状況についてお知らせ 🙂
今年は昨年に比べ、事故件数が大幅に増えているようです
下のグラフは9月時点の速報値と昨年同月の事故件数を比較したものですが、
事故発生比率の多い業種で事故発生件数が大きく増加しています
参考:https://jsite.mhlw.go.jp/fukui-roudoukyoku/jirei_toukei/saigaitoukei_jirei/toukei/roudousaigai_toukei.html【厚生労働省 福井労働局】
事故の内容で最も多かったのは転倒、次いで墜落・転落となっていました
発生時期は2月、4月に集中して起きていたので、今年の大雪で足元が悪かったというのも発生件数が増えている要因かもしれませんね
建設現場では様々な危険が潜んでいます
現場に入る前には必ずKYを行い事前に危険箇所・作業についてチェックしましょう
またその時々で少しでも危ないなと感じたらどうすれば安全に作業できるか考え、当事者だけで解決できない場合は監督員に相談し、より安全に作業できる環境を作っていきましょう
さて、今年の安全大会も多数の協力会社様のご協力のもと無事開催することができました。
招待講演では、福井県働き方改革推進支援センタ 特定社会保険労務士の青木基和 様に
「働き方改革について」と題した講演をしていただきました
働き方改革関連法の施行が迫る中、企業が取り組む労務管理のポイントやどういったことを
考えていかなければならないか、またどの部分が改正されるのか詳しく聴くことができました
現場での安全に注力するのはもちろんですが、従業員一人ひとりの体調管理や労働環境の整備も
重要な課題になっています。
近年業界全体で深刻な人材不足となっていますので、安全で快適な労働環境作りにより一層力を入れ
「建設業は危険な仕事」というイメージを払拭していきましょう